コラム

2023.09.15

【コラム】秋のお彼岸供養!知っておきたいお彼岸のこと

ペットを偲ぶ

まだまだ残暑厳しい日がつづきますが、朝晩は少しずつ秋の気配がしてきました。
まもなく秋のお彼岸を迎え、私たち平和会ペットメモリアルパークでも人と同じようにペットちゃんのお彼岸がはじまります。

※秋のお彼岸は9/20(水)~26(火)、お中日(秋分の日)は23(土)となります。

■お彼岸の「彼岸」とは

仏教では涅槃(ねはん)(苦のない安らかな状態)の境地のことを「彼岸(ひがん)」、迷いの境地のことを「()(がん)」といいます。
向こう岸をさす彼岸(ひがん)は「あの世(浄土の世界)」、こちら岸をさす()(がん)は「この世(今生きている煩悩の世界)」という意味でも使われています。

※彼岸と此岸の間に流れる川が三途の川と言われています。

■春分の日と秋分の日

春分の日は、真東(この世は東に位置するといわれています)から太陽が昇り、秋分の日は真西(あの世は西に位置するといわれています)に太陽が沈みます。
昼と夜の長さが同じで「彼岸と此岸が一番通じやすい日」と考えられていることから、ご先祖様を供養する日となりました。

また、それぞれの日を「お中日」と呼ぶのはブッダの「中道」の教えが由来しているといわれています。

中道とは「苦・楽どちらにも偏らず、バランスのとれた修行を行いなさい」という教えです。

ブッダが王子のころは、贅沢で享楽的な暮らしをしていましたが、出家後は厳しい苦行に挑みました。
しかし、そのどちらも悟りを得られなかった、という体験から説かれた教えと言われています。

日々の仕事や生活、人間関係など…「中道」は現代にも通じる大切な教えの一つですね。

また、お中日(春分の日・秋分の日)はご先祖様の供養の日、その前後3日は供養を通して修行を行う期間として、お彼岸は7日間あるといわれています。
お彼岸の期間を通して、供養の心を学び、自分を見つめなおす貴重な機会と考えると、とても尊い時間になります。

目を閉じて、虹の橋のたもとにいるペットちゃんをそばに感じてみてください。
その表情やなでた時の手触り、ごはんを食べる音や寝息…
いつもお話していたように、今日まであなたが過ごしてきた日々をお話してあげてください。

秋のお彼岸がペットちゃんとあなたをつなぐ、やすらかなひと時となりますように。

平和会ペットメモリアルパーク】
当園は、横浜市と川崎市に渡って立地した4,000坪を有するペット専用霊園です。
ホームページ:https://www.heiwakai.co.jp/
TEL:0120‐40‐50‐80(9:00-17:00)
メモリアルグッズやご供養、ご法要のお申込みは公式オンラインショップ『ペットメモリアルショップ』をご利用ください。https://shop.heiwakai.co.jp/


平和会ペットメモリアルパーク

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当園は横浜市と川崎市渡って立地しています。