創業 昭和 23 年(1948 年)
私たちに多くの愛情と喜びを与えてくれた動物達への感謝の想いから、昭和23年に動物専用霊園を創業。
約4,000坪の広大な自然に囲まれた閑静な環境の中でご家庭の動物を始め、動物園や行政など各方面からも多数の動物をお預かりしております。
また、昭和30年代より毎年7月(現在は6月)に港区芝 増上寺において『動物慰霊祭大法要』を施行し、ご供養に努めております。
開園当時の霊園
平和会の歴史
創業者(左:若月 朗、若月 清)
昭和 23年 当時、九品仏浄真寺の僧侶は、寺につれて来られるペットの遺体埋葬の依頼が増えていく事態に憂慮していました。本来、人間のお寺なので、檀家さんの中には快く思われない方々もいらっしゃったり・・・。
住職は悩んだ末、若月 清に、亡くなったペットの埋葬に対応してくれるかどうか、尋ねました。当時、まだ動物と人間には差別があった時代であり、またその仕事は現在でいう3K(キツイ / 汚い / 危険)なものでした。若月 清は、住職からの依頼に見合ったことができるかどうか、その時点で答えは見いだせませんでした。
彼は、自分に深く問いかけました。
そして、飼い主へたくさんの喜びや「つながり/絆」をもたらしてくれる多くのペットたちが、安らかな永遠の眠りにつく場所を持つということに値していること、また、ペットに対する認識が今とは違う時代であったにも関わらず、飼い主の方たちが自分のペットの存在に感謝し、愛し、尊重しているということを、悟ったのです。
開園当時の霊園入口
若月 清の心は動かされました。
「自分の人生は、愛されたペット達を葬ることについて、最善のサービスを提供することである」と、決断しました。
しかしその決断は、彼の人生の使命と夢を実現する・・・長く・・・また・・・さまざまな壁に直面し乗り越えることになる、挑戦の始まりでした。
初めてのペット霊園は、昭和23年に九品仏の浄真寺で始まりました、その後、敷地の問題で、昭和27年に池上の本門寺に移りました。しかしながら、当初思っていた以上に埋葬のご希望が多く、霊園の敷地の確保がすぐさま課題となりました。若月 清と長男の若月朗は、ペットを愛する飼い主様や社会のニーズに適した場所を見つけるために、いろいろな場所を探して回り、ついに、山に囲まれた、緑の豊富な美しい場所を見つけました。
開園当時の霊園風景
昭和32年、彼らは愛されたペットたちにとって、美しい自然に囲まれたその場所が、自然に還り最後の安らかな眠りにつく平和な地になることを確信しました。
その地こそが、今現在、霊園がある川崎市麻生区王禅寺です。
二人の人生の使命と夢は、平和会・延命地蔵尊として、こんにちも存在し、生き続けています。
夢に力づけられた時、一人の人間にできることは、「違い」をつくるという偉業です。私たちは、ふたりの人間が、ペットを愛する人たちの人生に「違い」をつくったことを知っています。
ペットのために美しい動物専用霊園をつくるという、自分たちの夢と人生の使命を信じていた二人の親子・・・若月 清と若月 朗を、変わらず誇りに思っております。
私たちは、ペットを愛する方々に質の高いサービスを提供していくという、彼らの夢と使命を受け継ぎ、今もなお、情熱をもって駆け続けています!
沿革
昭和 23 年 | 九品仏浄真寺でペット霊園創業 | |
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昭和 27 年 | 池上本門寺に移設 | |
昭和 32 年 | 延命地蔵尊 ペット専用霊園を現在の地に開園 | |
平成 5 年 | 霊園内納骨堂完成 | |
平成 11 年 | カロート式墓地を新設 | |
平成 17 年 | 環境に配慮し、単独専用の火葬炉をリニューアルし5基に増設 | |
平成 18 年 | 納骨堂新館を増設、納骨堂、収骨室、斎場をリニューアル | |
8 月 | 環境保全に配慮し、行政基準を上回る厳しい独自基準にて合同専用火葬炉2基をリニューアル | |
平成 19 年 | 合同火葬用お別れ室 新設 動物慰霊碑を移設・リニューアル 庭園式墓地および洋風墓所完成 |
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平成 20 年 | 霊園創業60周年を迎える | |
1 月 | 霊園名称を「山王山 延命地蔵尊」から「平和会ペットメモリアルパーク」に変更 | |
7 月 | 毎年恒例の動物慰霊祭を、霊園創業60周年を記念した『特別動物慰霊祭大法要』として施行。 本会場と第二会場に映像を中継して2会場での開催となった |
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平成 22 年 | 5 月 | 昭和合同墓地 リニューアル |
8 月 | 合同墓地一段下リニューアル | |
平成 23 年 | 1 月 | 合同墓地 増設 |
7 月 | 永代供養墓 完成 | |
平成 24 年 | 3 月 | カロート式墓地新区画 増設 |
平成 26 年 | 6 月 | 東日本大震災 被災動物慰霊碑 建立 平和会ペットメモリアルパーク特設会場にて「ちばわんいぬ親会ねこ親会」を開催し、保護動物 の支援活動を始める |
10 月 | 環境保全に配慮し、行政基準を上回る厳しい独自基準にて単独専用火葬炉・空の斎場をリニューアル | |
平成 29 年 | 7 月 | 大規模災害時、「動物救護センター」として、動物救援活動を行う拠点として横浜市から認定 |
平成 30 年 | 3 月 | 大規模災害時、「動物救護センター」として、動物救援活動を行う拠点として川崎市から認定 駐車場に2輪車専用のパーキングエリアを新設 |
令和 1 年 | 1 月 | 近隣中学校から職場体験の受け入れを開始 |
12 月 | ペットと家族のコミュニティーづくりを目的にした、保木公園愛護会企画のフェスに協賛 |