パークレンジャーの日々
2022-03-08
車椅子タイヤのメンテナンスしました。
こんにちはー。
影のパークレンジャーです。忍忍。
車椅子のタイヤに空気が全く入らなくなってしまったので、メンテナンスしました。メンテナンス手順を記録したので、参考までにご覧ください。
車椅子のタイヤも一般的な自転車の英式バルブタイヤと同じ構造です。
タイヤの空気を入れたはずが、、、1日で抜けてしまった!
空気が全然入らなくなった!
こんな症状が出たら、先ずは虫ゴムの状態をチェックして下さい。劣化してたら交換です。
100均の自転車・自動車コーナーに「自転車修理用虫ゴム」で手に入りますよー。
安心して下さい!虫ゴムって虫ではありません。(笑)

① 先ずは虫ゴムの状態の確認。
タイヤの空気を入れるところの黒いキャップと黒いキャップの下にあるナットを反時計回りで外します。
そうするとバルブが引き抜けます。
劣化してますね。
破けているのが分かりますか?
こうなると、空気を入れても数時間後に抜けていたり、全く入らなかったりということになります。


反対側のタイヤのバルブも引き抜いて、一旦屋内へ持ち込みます。
拡大すると、劣化がわかりやすいでしょうか?

100均で購入した虫ゴムです。ゴムがいっぱいあるので、定期的に交換して下さいね。
② 新しいバルブのカット
一つのバルブ用に、2.2cmでカットして用意して下さい
③ 古い劣化した虫ゴムを外す
劣化した虫ゴムを、引っ張ったり、丸目ながら引っ張ったりと、とにかく綺麗に外して下さい。

④ シンクに水を溜めてバルブとカットした新しい虫ゴムを漬ける
シンクに可能であればお湯(水でも構いません)を溜めて、バルブとカットした新しい虫ゴムを30秒から1分くらい漬けて下さい。こうする事で、バルブに虫ゴムを差し込みやすくなります。

⑤ バルブに新しい虫ゴムを差し込む
漬けていたいたバルブに虫ゴムを差し込みます。
注意:最後まで入れ込んでください。一番太いところを確実に通り越して、更に2〜3mm差し込んでください。

そしたら、車椅子のあるところに戻って、空気を入れていきます。
⑥バルブを装着
バルブに突起があります。タイヤ側には切れ込みがあります。突起と切れ込みが合うようにバルブを差し込みます。

⑦ ナットを取り付けて空気を入れる
ナットを時計回りに回して取り付けて、空気を入れます。最後まできつくナットを締め付けると空気が入りづらい場合があります。その場合ナットを少し緩めます(手の感覚で覚えていますが、およそ90°〜120°くらい反時計回りに回して緩めます。)

