ペットを偲ぶ

2021-04-27

国際盲導犬の日=コロナ禍の今、私たちにできること=


4月28日は国際盲導犬の日です!
国際盲導犬の日は、1989年(昭和64年/平成元年)4月に国際盲導犬学校連盟(現、国際盲導犬連盟)が設立されたことにちなんで、毎年4月の最終水曜日が国際盲導犬の日とされています。
 
盲導犬は、目の見えない・見えにくい方が行きたい場所へ出かけられるように、安全に歩くためのお手伝いをします。道路交通法や身体障害者補助犬法という法律でも認められており、盲導犬ユーザーにとって大切なパートナーです。

外へ出て目を閉じてみます…いつもより周りの音が大きく聞こえ、普段歩きなれた道でも、一人ではとても前に進むことができません。
盲導犬の存在が、盲導犬ユーザーにとっていかに大きな存在かがわかります。

盲導犬の歴史を振り返ると、世界で最初の盲導犬の誕生から100年になります!
1939年(昭和14年)にドイツから来た4頭のシェパードで、戦争により増えていった失明兵士の社会復帰のために導入されたそうです。
 
※国内ではラブラドール・レトリーバーが最も多く活躍しており、性格は温厚で人との作業を楽しめる犬種です
 
古くは紀元前1世紀にあったイタリアのポンペイ村の壁画に、杖で歩く人が犬を連れている姿が描かれており、17世紀にはオランダの書籍にも書かれています。
人と暮らす犬が自然と飼い主を助ける様子が見られ、とても長い歴史を感じます。
そして現在、盲導犬は視覚障がいの方の「目」となり、時にその温もりが癒しとなって盲導犬ユーザーの身体と心をサポートしています。
 
盲導犬は、①角を教える ②段差を教える ③障害物を教える
この3つの作業を組み合わせて歩行が成り立っており、盲導犬ユーザーが頭の中で地図を思い浮かべ、描きながら盲導犬に指示を出します。
私たちが普段、意識せずに通っている道も、階段や段差など様々な障害物があり、盲導犬がそれを教えることで安全が確保され、ユーザーと一緒に力を合わせて目的地を目指します。盲導犬とユーザーとの間には、とても深い信頼関係が結ばれているのだと思います。
 
また、視覚障がいの方の中には、全く目の見えない全盲の方、見えにくい状態(ロービジョンや低視力者)の方、病気や事故等で途中から目が不自由になった方もいます。
盲導犬ユーザーに合わせて、歩行訓練や盲導犬との共同訓練で、パートナーとして共に生活をしていけるように訓練士が指導します。
 
※とっても賢くて、頼りになります!


盲導犬ユーザーを見かけたら、私たちとって、できることは何か?
それを分かりやすく教えてくれるのが、お手伝い方法がわかる「声かけパンフ」です!
 
※可愛らしいイラストとお手元サイズのパンフレット
 
盲導犬ユーザーを見かけたら、まずは「お手伝いしましょうか?」と一声かけてみましょう!
声かけパンフを見れば大丈夫!たとえ、その場でお手伝いが必要なかったとしても、盲導犬ユーザーに気持ちはきっと伝わります。
一歩踏み出す勇気を持って、お声かけから一緒にはじめてみましょう!
 
※日常にあるシーンを分かりやすく、コロナ情勢の中でもできるお声かけ方法の一例をイラストで
 
「声かけパンフ」は盲導犬サポートSHOP「盲導犬応援プロジェクト」をはじめ、平和会公式オンラインショップ「ペットメモリアルショップ」盲導犬育成支援商品にもございます。
※盲導犬育成支援商品の売上げの一部は、(社)盲導犬総合支援センターを通じ、補助犬育成及び、視覚障がい者の社会支援活動のために役立てられます。
 
※誰もが安心して、暮らせる街は一人ひとりの「やさしい気持ち」でできています
 
昔に比べ人間関係もだんだんと希薄になってきていると言われています。
「困った人がいれば、誰もが手を差し伸べられる」そんな世の中を、盲導犬が私たちに思い起こさせてくれている気がします。
平和会では、盲導犬を引退し、その後の余生を一緒に過ごしたボランティアのご家族様に見送られたのち、ご葬儀のお手伝いさせていただくことがございます。
盲導犬ユーザーやご家族様、施設の方に見守られ、旅立つ姿はとても立派です。
 
「国際盲導犬の日」を通じて、盲導犬の歴史とその素晴らしさを学び、「私たちにできることを考える1日」にしましょう!!
 
コラム監修:公益財団法人 日本盲導犬協会

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